亜弥です。
今回ブログ初投稿です。
前回のブログ「なぜYOGA MOVE®だったのか」を受けて、キューイングについて改めて考えてみました。
今まで「私自身がキューイングを磨いたのはエアロビクスの指導です」と講習の中でも話していましたが、もっと前から人に何かを伝えることが得意だったと思い出しました。
中学1年で138cmの身長ながら持ち前のジャンプ力と運動神経でバレーボール部のアタッカーとしてレギュラーを獲得していた私は、顧問の先生から「将来お前の指導するチームと対戦してみたいな」と言われていました。当時はなぜそんなことを言われるのか理解できませんでした。
でも、この頃から効率よく練習するための方法を考えたり、出来ない後輩の動きをマネて何故そうなるのか考えるのが好きでした。
今考えると、人の動きを見て、予想して、パターンを分析していたんですね。
そしてタイミング、順番、容量、イメージ、音量、音質などキューイングにとって重要なことを自然に考えていたのです。
ヨガは特に指導の声にゆだね集中して動くからこそ、耳障りな声や癖が気になりだすと身体までが拒否を始めてしまいます。
今必要な情報を適切な時、適切な量でシンプルに、考えることを邪魔しないタイミングで伝えること。
ヨガに限らず全ての指導者に必要なこと。
これができる指導者、私自身が全てを委ね集中して受講できる指導者が非常に少ないと感じています。
どんなに素晴らしいメソッドも伝えることができなければ意味がない。
ヨガムーヴの養成中に常に感じることは「もったいない」です。
伝えようとする熱意があり、学ぶ姿勢も素晴らしいのに、伝える力があと一歩だということ。
もちろんヨガの動きの中で関節を動かす順番やその人それぞれの優先順位、エラーを起こしている原因を見つけ出す力が必要です。
私がYOGA MOVE®で伝えていきたいのは「感じる力」「伝える力」「クライアントの未来を考えられる力」です。
Basic Element養成講習会では徹底的に「伝える力」を伸ばしていきます。
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