「YOGA MOVE®~Seven Elements~」とは20年以上のエクササイズ指導歴をもつボディワークスペシャリスト“亜弥”の手により誕生し、運動生理学、解剖学、整形外科学、東洋医学、栄養学のスペシャリストたちの協力のもと成長したボディワークです。
YOGA MOVE®はヨガのためのヨガではなく、ヨガの動きを通して、現代の生活によって失われた機能的な心身を取り戻すことを目的としています。一般的なヨガに比べ静止時間が短く、動き続けながら本来あるべき姿に導くことが特徴です。ひとつの動作に対して安全のために一定限度の方向性や範囲はありますが、その中で自由に選択し、より効率的かつ開放的に動くことを目指します。
子供から高齢者、アスリートにいたるまで、身体コントロールの土台作りとして活用してください。
YOGA MOVE®のインストラクター養成は、下に記したようにSeven Elementsと呼ばれる「日」「月」「火」「水」「木」「金」「土」の7つの要素で構成されています。
「Basic Element」では下記7つの要素の基礎を学びます。
座学ではヨガの歴史や考え方、全身の機能解剖学と下肢の解剖・評価、筋生理学、神経生理学、呼吸生理学とYOGA MOVEの呼吸法実践、YOGA MOVEで重視している呼吸・骨・筋に対する栄養学、東洋医学の視点から見た考え方、ヨガによって発生する傷害や既往症への整形外科学的アプローチを実際の動作を交えながら学習します。
実技はグループレッスン体験、立位・四つ這い・膝立ち・胡座・正座・うつ伏せ・仰向けの基本姿勢、約30ポーズの詳細な動作方法、各ポーズの修正法と応用法および呼吸法、ペアでのマンツーマン動作評価と指導、グループレッスン指導を行います。
約4ヶ月間、計8回の講習と認定試験を経て、ボディーワーク指導に必要な知識を得るとともに、あなた自身の心身を劇的に変化させます。
普段インストラクターとして活動していると、体の使い方のクセや、そこから導き出されるキューイングのクセにはなかなか自分では気付かないもの。徹底的にそのクセを洗い出し、レベルアップすることで今以上の集客の改善に結びつきます。
「日」では栄養学とYOGA MOVE®について学びます。
運動と栄養は切っても切り離せない関係。
どんなに頑張って運動しても、体を構成する栄養がおろそかになっていると、効果が出ないどころかマイナスにすらなります。
何を、どんな目的で、いつ摂るのか?栄養学のスペシャリスト岩崎真宏先生が、基礎知識のないクライアントにも伝えられるように解説します。
「月」では運動生理学とYOGA MOVE®について学びます。
ヨガには心身に対して様々な効果があると言われています。その時体の中では何が起きているのでしょうか?
「グル(先生)が言ってたから」、「私もそうだったから」、はたしてそれだけでいいのでしょうか?
苦手意識を払拭する、エビデンスに則った運動生理学を展開します。
また、クライアントに尋ねられることも多い血液検査などの健康診断結果の読み込み方も学びます。
「火」ではフローヨガと呼ばれる、流れるようなYOGA MOVE®のプログラミングを学びます。
一般のヨガに比べ静止時間が短いことが特徴のYOGA MOVE®。そのYOGA MOVE®をさらに動き続けるスタイルに進化させます。
普段のヨガでは考えすぎて力みが出てしまう人にも、リラックスして行うように誘導しなければなりません。それだけにインストラクターの力量が問われるプログラムです。
「水」では高齢者や運動機能が低下した方向けの座位や、椅子などの補助具を使ったYOGA MOVE®を学びます。
ロコモティブシンドロームによるバランス能力の低下や生活習慣病などの予防にYOGA MOVE®を活用します。
無理のない肢位で、補助具の力を借りながら行うことで、運動機能が低下した方でも継続して行うことができるプログラムです。
「木」では解剖学に基づき、姿勢や傷害の評価をふまえたYOGA MOVE®を学びます。
「健康になるために始めたはずのヨガで腰痛が・・・。」
「クライアントにケガの相談をされたけど・・・。」
「この姿勢どこをどう直せばいいの?」
こんな悩みを抱えていませんか?
体の構造と傷害の特徴をしっかり頭に叩き込んで、安全かつ効果的に体を変える方法を手に入れましょう。
「金」ではアスリートに向けたウォームアップやクールダウンなどのコンディショニングを中心としたYOGA MOVE®を学びます。
安定とダイナミックな動作を兼ね備えたYOGA MOVE®はアスリートに最適!!
通常のプレイの中では見逃しがちな動作のエラーを解消しつつ、パフォーマンスを上げていきます。
「土」では座禅などの瞑想や東洋医学的なYOGA MOVE®を学びます。
弘法大師空海の時代から瑜伽として日本に入ってきたヨガ。当時は現在のヨガのようなポーズ(アーサナ)をとるものではなく、瞑想が中心であったと言われています。
心と体は密接に結びついたもの。心の状態が体の動きを変え、体の使い方が心に影響を及ぼします。本物の瞑想の一端を体験し体を変えていきましょう。
また、東洋医学の観点から人体を見つめ直す作業を行います。